スキューバダイビングには沢山の装備が必要となります。また、ダイビングでは、装備と言わず、器材と呼びます。ファッション性も大事ですが、まずは安全性を優先し、自分に合っている器材を揃えていきましょう。
器材には大きく分けて、BCD(通称BC)や、レギュレーター、ゲージなどのスクーバダイビングに必ず必要な器材(逆に言うと、シュノーケリングでは使わないもの)を「重器材」と呼び、マスク、フィン、スノーケル(シュノーケル)などを「軽器材」と呼びます。また、それら以外に、必要に応じて、水中で使える水中ライトや水中ノート、水中カメラ、フロート、ナイフ、ベル、などのアクセサリーや、旅行用のバッグなどを持っていると便利です。
さて、ダイビングを始める際に予算がどのくらいかかるのか、どこまで揃えればいいのかというのは大問題ですが、これでいいという答えは簡単には示せません。人それぞれの考え方、ダイビングへの取り組み方、行ける場所、頻度などによって様々な考え方があるので、参考程度に見てください。
最初にどこまで揃えるかですが、レンタル器材だと、レンタル費用がかかる、器材によって取り扱い方法が違うなどデメリットが多いので、出来るだけ早い段階に購入したほうがいいのは確かです。ただ、最初に重器材まで全て揃えるのは資金的な負担が大きいし、何より、やってみないとどういう器材が自分に合っているか解らないと思います。それに、Cカードを取っただけで、満足してしまう方も多ので、OW(オープンウォーター)講習では、軽器材のマスク、フィン、スノーケル、ブーツ、グローブ、ダイビングバッグを購入し、その後ダイビングを頻繁に行くのであればウェットスーツや重器材、ダイビングコンピューターなど高額な器材を揃えることをお勧めします。これなら、当初の資金負担も少なく、万が一Cカード取得で、満足してしまったり挫折してしまっても、シュノーケルは十分に楽しめます。私自身はCカード取得時に軽器材を全て揃え、ダイビングを続けられそうだと思ってから(オープンウォーター取得後2週間ほどで)重器材を全て購入しました。
因みにタンクは個人で持っている人はあまりいません。(沢山潜る人は買った方が安いでしょう)通常は現地にて満タンになったタンクを借ります。
浮力調節に必要なウェイトも借りる人がほとんどです。(私は持っていますが、普段は持っていきません。)
軽器材
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マスク(ゴーグル) 水中でクリアな視界を得るのに必要です。顔にフィットしたものでないと、水が入ったり、視界が狭くなったり、見た目が変になったりしますので、慎重に選びましょう。視力の悪い方は度付のレンズを是非ご購入下さい。 詳しくはこちら マスクの選び方・お勧めのマスク
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フィン
いわゆる足ヒレです。ダイビングではフィンと呼びます。ダイバーは陸上では絶対フィンを付けません。何故なら非常に歩きにくいからです。ペンギンのようにえっちらおっちら歩くのは、転びやすいのでやめましょう。海にはいる時(エントリーと言います)浅瀬で履き、海から出るとき(エグジットと言います)はやはり波打ち際で脱いできます。Cカードの講習ではこのフィンを履くことに結構苦労します。 はじめて購入する場合は、脱着が簡単なものがいいでしょう。サイズはもちろんですが、脚力にあったフィン(素材・長さ・堅さなど)を選びましょう。私はフィン選びはかなり重要だと思っています。 詳しくはこちら フィンの選び方・お勧めのフィン
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スノーケル 水面を泳ぐ際、顔を水中に入れたまま呼吸をすることを可能にしてくれます。一般に(ノンダイバー)はシュノーケルということが多いですが、ダイバーはスノーケルと呼ぶ人が多いです。ダイビングはタンクを背負っているし、水中に潜るのだから必要ないのではないかと思われますが、水面移動の際や、緊急時(万が一漂流した場合)には必要になるので、必ず装着して行きます。 |
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ブーツ 水中では触ってはいけない毒を持った生物がいたり、珊瑚や岩で簡単に怪我をしてしまいます。それらの危険から身を守る装備です。ビーチエントリー(海岸から海に入る場合)は、裸足で歩くのはかなり危険なので、必ずブーツを履きましょう。また、ストラップ型のフィンの場合はブーツをしないと靴ヅレのような状態になりやすいのでやはり履いた方がいいでしょう。フルフット型のフィンを使用し、ボートダイブの場合だけは裸足でも可能ですが、私は安全・保温のためフルフットを履く場合も専用のブーツを履きます。 |
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グローブ 水中では触ってはいけない毒を持った生物がいたり、珊瑚や岩に触ると簡単に怪我をしてしまいます。それらの危険から身を守るために必要な装備です。初心者は必ず装着してください。私は南国の暖かい海でも顔の一部以外は肌を露出しないようにしています。水温に合わせて2種類あるといいでしょう。 詳しくはこちら グローブの選び方
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ダイビングバッグ 文字通りダイビングの器材を持ち運ぶためのバッグです。濡れた器材を入れても通気がよく乾きやすいメッシュバッグや、逆に濡らしたくない物を入れる防水バッグは必需品です。リゾートダイバーなど移動に便利なローラー付のスーツケースのようなダイビングバッグもあります。 詳しくはこちら ダイビングバッグ
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ウェットスーツまたはドライスーツ 海の中にいると非常に寒くなります。沖縄の一番暖かい時期でも裸で30分も水中にいたら震えるほど体が冷えます。そんな水中で、体温の逃げるのを抑え、また、危険から身を守り、いざというときは浮力で、救命胴衣にもなる頼もしい存在です。 ウェットスーツはスーツと体の間に薄い水の層ができ、その水が体温で温められて保温してくれます。体に合っていないと温かい水がどんどん入れ替わり、冷えてしまいますので、南国リゾート専用でない限りは自分の体にジャストフィットするものをオーダーして下さい。 ドライスーツは逆に水が進入しないスーツです。中はTシャツや、フリースなどを着て潜ります。スーツのサイズが合わないと浸水してきて、大変なことになりますので、首、手首のサイズは慎重に計って貰いましょう。 |
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ダイビングコンピューター 現在の水深や、水温、潜水時間など様々な情報を教えてくれますが、一番大事なのが、体内窒素の量を計算し、そろそろ楽しいダイビングも終わりだよ。ゆっくり上昇してね。と教えてくれる機能です。特に安全停止(10mより深いダイビングをしたときは浮上時に水深3〜6mで 3分間停止し、体内窒素を排出する)のカウントダウンや、浮上速度の警告(1分間に18mを超えないスピードで浮上する)などの機能は必要不可欠です。 通常のレジャーダイビングでは、地上と同じ空気を今いる水深の水圧にして呼吸していますが、水圧の高い場所(=深い場所)で空気を吸うと、体内に窒素が沢山吸収されてしまいます。それが、水圧の低い場所に行く(上昇する)と体内で悪さ(気泡化し毛細血管の血流を詰まらせるなど)をし、体調に影響が出てきます。(最悪、潜水病などにより、死に至ります。)この体内窒素の残留量を計算し、窒素酔いなどを防止するための限界を教えてくれるのが、ダイビングコンピューターです。まぁあくまでも目安なのですが、現在のダイビングでは必修でしょう。ダイバーは略して「ダイコン」と呼びます。 通常のダイバーズウォッチ(腕時計)ではたとえROLEXのシードゥエラーなどの何十万もするダイバー用の時計であっても、体内窒素の計算なんてしてくれませんので、この水深に何分いたらここに移動してこの時間に上がろうと事前に自分で計算をし、計画を立てて潜りますが、私にはそんな面倒なことは出来ません。 詳しくはこちら ダイブコンピューターの選び方
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重器材
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BCD Buoyancy Compensator Devicesの略で、一般にはBCと呼びます。タンクを背負うためだけでなく、浮力調節機能のついた救命胴衣と思って下さい。水面では中に沢山空気を入れて浮き袋になります。水中では水深が変わることにより水圧が変化し、中の空気が圧縮され、浮力が変化します。これを空気を出し入れすることにより浮力をコントロールします。 詳しくはこちら BCの選び方・お勧めのBC
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レギュレーター 水中で呼吸をするために必要なものがレギュレーターで、通常「レギ」或いは「レギュ」と呼びます。タンクに取り付けるファーストステージと、口にくわえるセカンドステージ、そしてそれを繋ぐホースからなっています。 詳しくはこちら レギュレーターの選び方・お勧めのレギ
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オクトパス 予備のレギュレーターです。通常ダイビングではバディーシステムと言って、2人ペアでお互いの安全を確認しながら潜り、万が一の際には助け合うようにします。映画「海猿」で、源教官(藤竜也)に「水深四十メートル。バディと二人、取り残された。使えるボンベはひとつだけ。残圧三十、片道一人分。さあ、お前たちなら、どうする」と事あるごとに問われていた、仙崎(伊藤英明)がバディを組んだ三島(海東健)が、水深45メートルで足を岩に挟まれ動けなくなったときに「決してバディを見捨てなかった」感動のシーンにもオクトが登場していましたね。 バディのトラブル(エア切れや器材の故障など)や、自分のレギのバックアップ用です。普段は使わないのですが、緊急時に登場するものだけに大事です。 詳しくはこちら オクトパスの選び方・お勧めのオクト
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ゲージ タンク内のエアの残圧計です。このほかに、水深・方位磁石の3点を付ける人が伝統的ですが、ダイコン(ダイビングコンピュータ)の発達した最近は水深はほとんどのダイコンについていますし、ダイコンで方位も解ったり、残圧も表示してくれるものさえあります。 但し、見やすさ及び予算の観点から、私はまだ残圧・方位はゲージをぶら下げて確認しています。 (本心は全ての機能が付いたダイコンを使ってみたいが、20万使うくらいなら沖縄で10日くらい潜りまくるか、パラオ・モルディブに行くだろうナァ) |
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