
さて、話を雄治に戻したい。
石垣島から帰京し数日後、雄治から電話が来た。
飯をおごるから一緒にダイビングショップを見て欲しいというのだ。
私の話を聞いていたせいか、お手軽なリゾート取得はやめ(もちろんきちんとしたところも多いが)、納得がいくまで相談できる身近なショップにしたいとのこと。器材はもちろん安く買いたいので、やはり友人から譲って貰ったことにして、量販店で買うことにした。
上手く買えば、定価で高い器材を売りつけてくる悪徳ショップで買うのと比べると半額で済んでしまうので、当然であろう。
ショップと末永くおつきあいするなら別だが、伊豆なら自分で行けるし、彼も旅行好きなので、沖縄や海外が中心になってしまうだろう。
ショップは情報源としてはいいが、そこだけでダイビングを全て知ることが出来るわけではないので、ほどほどのつき合いで割り切ろうということになった。
私は自分が当初通ったショップも含め数店舗廻った。
ダイビングのライセンスと言っても
PADI、
NAUI、
BSACなど認定団体がいくつもある。ショップによって所属団体があり、カリキュラムもそれぞれ違うし、更に同じPADIであってもショップによってカードの種類がゴールドになったり、ゴールドパームリゾート版などがあったりと初心者を悩ませるが、雄治には「どれをとっても潜れるんだから気にするな」と言っておいた。(確かにゴールドカードの方が満足感があるが、その分ショップはPADIに高い金を払っている。結局それがお客に回ってくるのである。)確かに体育会系の友人に言わせるとPADIは軟派!男は黙ってNAUIだとか言っていたが、自立して、きちんと安全に潜れるようになればいいのだから、結局は自分次第だ。
結局彼の自宅の近くにいい雰囲気のショップが見つかり、軽器材(
マスク・
フィン・スノーケルの
3点セット)とセットで申し込むことにした。
この段階で、ウェットスーツやBCなどをどんなものを買いたいかをある程度物色しておいた方がいい。
軽器材とのバランス(色やメーカーなど)があるからだ。実はダイビングをあまり知らなかった私もショップの勧めで何色か使ったウェットスーツをオーダーしたが、今から考えれば黒一色の方が引き締まって見えるし、上手そうに見えるし、その上安い。
またテレビやショップで見ている限りどうしてもダイビングというと派手なウェットの印象が強く残っているようで、雄治も最初はためらっていたが、恵比寿のウェットスーツ専門店でフルオーダーすることにした。(ウェットスーツはフルオーダー、セミオーダー、吊しとあるが、やはり最初に作るなら、5mmのワンピースのフルオーダーをお勧めする。)
また、軽器材の3点セットもしっかり選んだほうが後々後悔がない(特にフィンの違いは影響が大きい→
フィンの選び方参照)ので、何点か使わせて貰ってから選ぶことにした。
重器材は私も昔からお世話になっている渋谷の量販店(
AQROS)でS-PROとMARESで悩んだが、
クラッシックアドベンチャーなどS-PRO+SUUNTOのゲージを購入した。
次のステップ
オープンウォーター講習以前のステップ
ぶろぐ開設 事の起こり ダイビング2日目 川平湾最終日 いつのまにか決断 石垣空港にて(ダイビングショップ選びの話) 雄治の選んだダイビングショップ
posted by HANAHIGE at 16:38
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雄治のダイビング日記