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ハナヒゲ流器材の選び方 > オクトパスの選び方

バディのエア切れや、自分のレギの動作不良の際に使う、バックアップ用のレギュレーター(セカンドステージ)をオクトパス(
セーフティ・セカンドステージ
)と呼びます。メインのレギに比べ、簡素な作りで、コンパクトになっているものが多いです。普段は登場しないのですが、本当に必要な時に使うものなので、レギ同様慎重に選ぶ上、メンテは十分にやったほうがいいですね。
ある有名メーカーは何%以上の割引をしづらいらしく、BC、レギ、ゲージ、オクトなど揃える場合、オクトやゲージを他のメーカーにすると、合計の値引きで全体の値引率を高く出来る事情があるらしいです。(独禁法に抵触すると思うのですが。)ただ、無理を聞いてくれるショップもあるので、しっかり交渉した方がいいと思います。私もねばり強い交渉の結果、あり得ない価格で購入できました。
<選び方のポイント>
@信頼性
一番大事なのが、機械としての信頼性でしょう。やはり、歴史のないメーカーのものは買う気が起きませんし、メンテがきちんとされていないものは絶対使いたくありません。
A目立つもの
オクトは通常オクトパスホルダーを使い、BCに繋いでおくもので、目をつぶっても手に取れることが当たり前になっておくべきものですが、バディーにとっては目立つものがいいでしょう。そのため多くのオクトはホースも含め、蛍光イエローや白など目立つ色を使っているものが多くなっています。
Bレギとの関係
本当に大事な場面で登場する物なので、パニック時でも安心な操作が共通の物を選んだ方がいいでしょう。(S-proはインフレーターとバックアップ用オクトパスを兼ねたAir2が主流で、私も使っています。この場合は、十分に操作になれておく必要があります。私は今でもたまにダイビング中にオクトに交換したりして万が一に備えることと、機能のチェックをしています。)
C呼吸のしやすいもの
レギ同様呼吸がしやすいものほうがいいでしょうが、あまり拘らなくてもいいかもしれません。
D重量
レギを軽量化した場合、やはりオクトも軽量タイプを選ぶ方がいいでしょうが、あまり差は無いかもしれません。
各社のオクト
スキューバプロ
- 販売価格は高い(値引きが難しい)ですが、確かな性能そして、オーバーホール時の指定交換パーツは永久保証。(半額のレギを買っても、毎年、5,000〜10,000円のパーツ交換をしたら...どちらが高くつくか解りますよね。)
-
歴史とサポート体制の信頼感は他の追随を許さないものがあります。
- Air2はインフレーターと一体化しているため、いつもそこに手が行くので、常に
(SCUBAPRO
HP)
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A.I.R.2/3rd.G.
¥42,000(税抜価格¥40,000)
A.I.R.2専用カプラ付中圧ホース付属
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A.I.R.2/4th.G.
¥45,150(税抜価格¥43,000)
A.I.R.2専用カプラ付中圧ホース付属
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マレス MARES
- メインのレギュレーターと変わらない、ハイレベルな性能。
いざという時に力を発揮するオクトパス。(マレスHP)
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プロトン−オクトパス
軽量・コンパクトなオクトパス。自然な呼吸感を実現するバイパスチューブを内蔵し、フェイス部のメッシュ・グリッドは強い水の流れを分散してフリーフローを防ぎます。
重量 176g ホース スーパーソフト/90cm
\39,900(本体価格 \38,000)
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プロトンビアンカ−オクトパス
ソフトカラーを採用した、軽量・コンパクトなオクトパス。無彩色のホワイトカラーは、他の器材とのコーディネイトの幅を広げます。
重量 176g ホース スーパーソフト/90cm
\39,900(本体価格 \38,000)
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レベル−オクトパス
メッシュグリッドシステムと内蔵されたバイパスチューブ機構(VAD)により、優れたパフォーマンスを発揮するマレスのスタンダードオクトパス。
重量 200g ホース スーパーソフト/90cm
\26,250(本体価格 \25,000)

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アクアラング AOUALUNG
- 上記2ブランドのBC、レギユーザーもオクトはアクアラングやシャーウッドをぶら下げている人が多いですね。お求めやすい価格になることもあるでしょうが、信頼感もあるのでしょう。
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エアーソースR
¥57,750(本体価格¥55,000)
 
¥36,750*BCお買い上げ時セット価格。
オクトパスとインフレーターが一体となったバックアップレギュレーター機能付きインフレーター。
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TUSA タバタ
- 信頼できる性能をかなり安く入手出来るTUSAも愛用者が多いメーカーです。
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SS10
軽量コンパクトながら大口径排気バルブと
ディフレクター機構を備え、優れた基本性能を発揮。
¥26,250 (本体価格¥25,000)
・ 重量 : 330g
・ カラー : Yのみ
・ NEWマウスピース
・ 強化樹脂製フェイスカバー/パージボタン
・ オクトパス専用ロングホース(長さ84cm)

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ビーイズム Bism
- Bismもユーザーが多いですが、こだわりを感じる製品がありますね。
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BEANS
重量(ホース含む) |
:360g |
排気ティ幅 |
:90mm |
マウスピース材質 |
:シリコンゴム |
ボディ材質 |
:POM樹脂 |
フェイス材質 |
:ABS樹脂 |
流量機構 |
:自動流量調整 |
使用温度範囲 |
:+5〜+50℃ |

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SUMERGE
重量(ホース含む) |
:360g |
排気ティ幅 |
:90mm |
マウスピース材質 |
:シリコンゴム |
ボディ材質 |
:POM樹脂 |
フェイス材質 |
:ABS樹脂 |
流量機構 |
:自動流量調整 |
使用温度範囲 |
:+5〜+50℃ |

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SAS
- 明るいカラーが多いイメージのSASもユーザーが多いですね。
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NEOーRUM OCT
総重量340g ¥40,950−

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その他のメーカー スント レイソン シャーウッド アポロ クレッシーサブ
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私自身はS−PROのAIR2を使っていますが、いつも手に触っている安心感と、BCからぶら下げるものが減るので、気に入っています。
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posted by HANAHIGE at 23:00
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