

水中でエア切れでもないのに、エアが来ないなんて想像するだけでも嫌ですよね。買う時も大事ですが、それ以上にメンテは十分にやりましょう。
<レギュレーターの役目>
タンクに入っている高圧の空気をその時の水圧に応じて減圧し、供給してくれるのがレギュレーター(以下レギ)です。大きく分けると減圧を主に担当するファーストステージと、口にくわえるセカンドステージに分かれます。
<選び方のポイント>
@信頼性
一番大事なのが、機械としての信頼性でしょう。やはり、歴史のないメーカーのものは買う気が起きませんし、メンテがきちんとされていないものは絶対使いたくありません。A呼吸のしやすいもの
次に大事なのが、呼吸のしやすいものを選ぶことです。同じ残圧でも呼吸が軽くできるものと、多少抵抗感を感じる物があります。まぁ慣れればいいのかもしれませんが、吸気抵抗の軽いものにレギを替えた時には驚くほど感動します。私もショップの物を借りていくつかプールや海で試してみましたが、息苦しい上、呼吸だけで疲れてくる感じさえします。
B重量
1stステージも2ndステージも製品によってかなり重量に差があります。私が使っているものは軽量タイプで友人の普通のレギに比べ約1s軽くなっています。まぁその分ウェイトが重くなってしまうのは残念ですが、行き帰りの荷物が軽くなるのは嬉しいですね。やはり女性の方は軽量タイプの方が楽だと思います。また、沖縄や海外リゾートに行く場合など飛行機に乗る場合、荷物の重量制限を考えるとこれも軽いものに超したことはありません。最近はダイビングの器材などは重量の枠を大きくしてくれるエアラインが増えてますが、融通の利かない会社もあります。(国内エアラインはだいたい許してくれますね。私はハワイに行く時など、スーツケース・ダイビングバッグ・ゴルフバッグをチェックインカウンターに乗せますが、出国時は問題なし。帰りに外人のグランドホステスによく嫌な顔をされますが、払う気はさらさら無いと言うと通ってしまいます。フィリピンエアのようにスポーツに関する場合は事前に手続きすればOKの所もあります。)Cオクトパスとの関係
通常2ndステージはバックアップ用・バディの万が一のために予備の物(オクトパスと呼びます)を装備し、合計2つBCにぶら下げています。普段は出番がないのですが、本当に大事な場面で登場する物なので、操作が共通の物を選んだ方がいいでしょう。(S-proはインフレーターとバックアップ用オクトパスを兼ねたAir2が主流で、私も使っています。)
1stステージの機構にはいくつかタイプがあります。
信頼性が高く、メンテも簡単なバランスピストンタイプと、残圧変化による呼吸感の変化が少ないと言われているバランスダイアフラムタイプです。
各社のレギ
スキューバプロ
|
||
MK25SA AF | S600 | |
マレス MARES
|
||
PROTON ICE EXTREME | ||
アクアラング AOUALUNG
|
||
タイタンXLC | ||
その他比較的安価でコストパフォーマンスを感じる良いメーカも沢山あります。(順不同) TUSA ビーイズム スント レイソン SAS シャーウッド アポロ クレッシーサブ |
器材関連記事一覧